学校の制度

教育のクオリティーを保障するシステムを整備

オーストラリアは、世界的にも高い就学率や中等課程の終了課程を誇る国として知られるています。
政府はあらゆるレベルで刻々と変化する社会に対応できるように、常に学校や職業訓練機関のカリキュラムの改善を続け教育制度の向上に努めています。大学、専門学校などの教育機関は、プログラム、サービス等の質が、高い国際水準で維持されることを保障するシステムを整備しています。

留学生に適切な教育を提供するように国家法を設定

オーストラリアは留学生を受入れる国として、次のような国家法や義務を制定しています。
留学生受入れの為にこのような法律や義務を設定している国はめずらしいと言えるでしょう。

<< 国家法>>
  • ESOS Act : 留学生の為の教育サービス法
  • CRICOS : 留学生向け教育機関、コースの連邦政府登録制度

留学生を受入れるすべての教育機関に登録が義務づけられています。
政府の一定基準をクリアーして良い教育課程とサービスを提供される事が保障されている。

義務教育はほとんどの州が15歳まで

日本は文部科学省が教育制度を管轄していますが、オーストラリアでは連邦政府が教育政策全般を統括しつつも、各州に教育を担当する行政部があります。
そのため初級・中等、専門学校の教育制度は州によって異なります。また義務教育は15歳(タスマニア州は16歳)で終了します。オーストラリアの学校ではYear6(6年生)、Year12(12年生=日本の高校3年生にあたる)というように学年を「Year」と呼びます。

英語学校

学校の種類としては主に「私立英語学校」と「大学付属・専門学校付属」の語学学校にわかれます。
コースはバラエティーに富んでおり、勉強以外にもオーストラリアを満喫できる課外活動もたくさん盛り込まれている。 一般的に「私立英語学校」はコース設定や就学期間がフレキシブルなので短期の留学にも適していると言えます。大学進学や専門学校進学を目的に英語を学ぶなら、目的の学校の付属語学学校に通うというのも1つの手段であるが、私立語学学校でも専門学校、大学へのパスウエイを持っている学校もあります。 ほとんどの学校が年間通じての入学が可能で就学期間も短いものであれば1週間の短期から入学可能な学校もあります。フルタイム(全日制)のクラスは一般的に4週間~約40週間の間で自分の目標と都合にあわせた申込をすることができます。 目的別に様々な種類のコースが用意されていますが、一般英語(ジェネラルイングリッシュ)コースでは初級から上級まで自分の英語力にあわせてクラスを選ぶ事ができます。 英語学校への入学は16歳以上、大学付属英語学校で18歳となっておりますが、学校やコースにより異なりますので、お問合せください。

一般英語コース(ジェネラルイングリッシュコース)
日常会話、実用的な英語力を向上させたい人に適したコースです。
一般的なコミニケーションに重点を置き特に実用的な会話の聞き取り能力を磨きながら、バランスの取れた英語力の向上をはかるプログラムです。
各学校、初級から上級まで数段にレベル分けされており、自分の実力にあったクラスでの学習をすることができます。
学校、レベルによっては選択授業も用意されており、能力試験対策のコースやビジネス英語の授業などの選択ができる所もあります。
中学・高校編入学準備コース(ハイスクールプレパレーションコース)
特に、オーストラリアの高校に進学、編入する生徒の為に設けられた集中英語コースです。
英語はもちろんの事、高校生活に対応できるように様々なサポートや指導を受ける事ができます。
また公立高校の編入の際には、高校が行なうSSPP(セカンダリースクールプレパレーションプログラム)で準備を行なった後に本コースに編入する方法もございます。
大学・専門学校進学準備コース(イーエーピー)
英語圏の大学、大学院、専門学校を目指す人が対象で、本コースに進学するための英語力やスキルを身につけるコースです。
読解やレポート、論文の書き方、基本的なリサーチ方法など、大学等のスキルを総合的に学ぶ事ができるコースです。
試験対策準備コース
IELTSやTOEFLなど、国際的に認められている英語検定試験を受ける学生の為に開設された対策準備コースです。
IELTS、TOEFL、ケンブリッジ英検が代表的なものとなりますが、一部の学校ではTOEIC対応のコースが設定されているところもあります。
専門英語コース
専門職や特定分野の英語力を向上させる為に特に開設されているコースです。
(専門分野例) ビジネス、コンピューター、情報処理、ホテル、観光業、保険・看護、医療、社会福祉、芸術、デザイン、競走馬調教・騎手、職業実習トレーニング、航空関係(パイロット、空港管理等)

小学校・中学校・高等学校

小学校・中学校・高等学校 オーストラリアの初等・中等教育は、日本の6・3・3制とは異なりYear1から12までの学年制となっています。日本の小学校に該当するのがYear1から6又は7までのPrimary Schoolです。Year7又は8から12までを日本の中学校・高等学校にあたるSecondary Schoolで勉強します。High SchoolはJunior High School Year7/8~10とSenior High School Year11~12と分かれています。義務教育は6歳から15歳で、Year10までが義務教育となります。オーストラリアでは大学別の個別試験はなく、Year12終了前に受ける統一卒業試験の成績が大学への入学や就職する時の基準となっています。初等・中等教育では、生徒個々の才能や興味の対象を最大限に伸ばす事を主眼に置かれていて水準も高く、オーストラリアならではのプログラムも多く用意されています。授業は教師が一方的に教える教育ではなく、課題に沿って生徒中心にディスカッションやレポート、プレゼンなども行ったり課外授業も盛んに行われるのも特徴の一つです。例えば、日本の中学を卒業するとYear9終了と同様になり、Year10に入学できますが、英語力のない学生は、はじめの半年間は語学学校の高校留学準備コースで勉強したり、ESL(English as a Second Language)のクラスで語学集中教育を受けます。又地元の学生でも誕生日や親の意思で学年を一学年落としている生徒もたくさんいますので、一学年落として入学するのも本人のためには良いと思います。 オーストラリアの小、中、高校は、州立と私立に区分されます。全体的には州立校が約70%を占めています。州立校はほとんどが男女共学で、私立校の約3分の1は男女別学です。州立校は基本的に無宗教なのに対し、私立校の場合、キリスト教などの宗教系の学校が多いのも特徴の一つです。 オーストラリアの学校では、生徒のスキルや興味を満たすために様々な科目が取り入れられています。学習科目には、国語(英語)、数学、社会、科学、環境学、外国語、コンピューター、保険体育、技術、家庭科、音楽、芸術、演劇などがあります。高学年になると生徒の希望にあわせた選択科目が中心になっていきます。 ハックルベリーでは特にブリスベン、ゴールドコースト周辺を中心にサポートサービスに力を入れ高校生の受入れを行なっております。

主な入学情報
履修期間:1年~ / 学期制度:4学期制 / 語学力:IELTS 5.5~6.0又はTOEFL173

専門学校

専門学校の風景 大学での学術的な研究に対し、専門学校では実践的な教育を受けることができます。
公立の職業訓練学校の「TAFE」と私立の専門学校とに2分されます。両方とも語学学校を併設している所もあり、たくさんの進学する方法があります。
入学基準は現地の高等学校を卒業しているか、各学校が求める語学力(IELTSテスト基準得点保持者)があれば入学はできますが、地元の学生に混ざっていっしょに高度の勉強をすることになるので、かなりの語学力がないと授業についていけません。プログラムは数週間程度のものから3年程度のものまで、学習する内容や取得する資格によって多岐に渡るコースが用意されています。
代表的な学校は「TAFE」が有名ですが、私立専門学校のカリキュラムも各州政府の基準に乗っ取ったものであり教育レベルにあまり差はないようです。所得した資格も公的資格として、オーストラリア全国で通用すると共に指定大学入学のパスウェイにもなります。資格も段階的になっており、学士取得できるカリキュラムや学校もあります。また成績優秀者は学校から採用されることもあります。

主な入学情報 (※入学基準は学校、コースにより様々です。)
履修期間:1週間~3年 / 学期制度:2もしくは3学期制 / 語学力:IELTS 5.0~7.0又はTOEFL 173

大学・大学院

日本の大学では1年目に一般教養科を履修しますが、オーストラリアの大学では1年目から専門学科を履修します。履修期間は日本の場合は学士号取得までに4年かかりますが、オーストラリアでは3年のコースが多いです。プログラムや分野によって異なり、さらにレベルや期間に応じた様々な資格が取得できることも特徴の一つです。入学基準は高校卒業資格取得者(日本の短期大学又は4年制大学2年次修了者)となっており就学制度が違うので日本の高校を卒業後すぐ入学というのは困難です。もちろん授業について行くだけの語学力も必要になります。しかし語学力さえあれば、教育制度の違いをうめる予備コースが6ヶ月~1年用意されていて、コース終了後、大学の本コースを受講することができます。しかし予備コースも語学力は問われます。学士号や資格の取得を問わなければ、1学期から1年間程度の短期留学も用意されている大学も多くあります。 海外で学位を取得するのは難しいと思っておられる方も少なくないのではと思いますが、留学生がオーストラリアの大学で学ぶ為の必要スキルを学習するファンデ-ションコースも用意されており、留学生に対するサポートは充実しています。 また通常募集は1月、7月の年2回行なわれますが、学校によっては、4月または10月にも開始するところもあります。 Bachelorと呼ばれる学位が、日本の四年制大学卒業と同じ学士号として通用します。大学在学中に優秀な成績の学生はHonours取得の為更に1年間研究の為に延長することもできます。また主に2年間の勉強で取得できるAssociate DiplomaやDiplomaコースも用意されています。

主な入学条件 (※入学基準は学校・コースにより様々です。)
履修期間:6ヶ月~6年 / 学期制度:2もしくは3学期制 / 語学力:IELTS 6.0~7.0